ブルーオーシャンもいずれは赤くなるという話
どうも、ゼロゼットです。
ブルーオーシャン戦略、よく耳にしますよね。
ざっくりとした説明になりますが、ブルーオーシャンとは、競争相手の多い既存分野(レッドオーシャン)ではなく、競争相手の少ない分野(ブルーオーシャン)を目指すべきだという考えです。
無能寄りの凡人であるゼロゼットにとって、ブルーオーシャン戦略というのは重要です。競争の激しい分野で勝負しようとしたら、すぐに負けてしまうでしょう。
ブルーオーシャンで生きていくしかありません。
でも、ブルーオーシャンっていつまで青いの?
ブルーオーシャンが素晴らしいほど、競争相手は増えていくのは当たり前のことです。社会の変化のスピードも激しく、人員入れ替え、技術の進歩、周りの成長などなどなど・・・
同じ場所にとどまっていては、あなたの強みはたやすく失われ、そう遅くないうちに「赤い海」に変わってしまうでしょう。
悲しいことに、ゼロゼットの周りも気が付けば真っ赤になっていたことがありました。赤くなりゆく海でもがき、消耗し・・・辛い記憶です。
なぜ変化についていけなかったのか、考えてみました。
<なぜ赤い海でおぼれたのか>
1.余力がなかった
2.成長がとまった
3.好きじゃなかった
1.余力がなかった
仕事の報酬は仕事だと、思っていたときが私にもありました・・・。
仕事が増える⇒少ない時間でこなせるようになる⇒仕事が増える⇒少ない時間でこなせるようになる⇒仕事が増える⇒少ない時間でなんとかこなす⇒仕事が増える、の繰り返しにより、小さめのキャパをオーバーしました。
体力低下、気力低下し、仕事をこなすのに精いっぱいです。当然、新しい視点を仕入れたり、自己研鑽を積む余力などありません。
2.成長が止まった
1の余力がなかったことと重なりますが、業務能力が頭打ちになりました。
余力がなくインプットが減れば、当然にアウトプットも落ちます。若いと、半ば自動的に若い感性でいられますが、年とともに感性は鈍っていきます。新しい着眼点を持ち、それを既存業務に活かしていくためには、若い時よりも自己研鑽が重要になっていくものです。
しかしながら、年とともに担当業務も増えていき、現状維持どころか、現実に置いて行かれる事態と相成りました。
3.好きじゃなかった
根本的な原因が、コレです。決して嫌いではありませんでしたが、好きでもなかった。
上記の反省を踏まえて、今は下記の3点を心がけるようになりました。かなり漠然としたものですが、備忘録として書き留めておきます。
<青い海を目指し続けるために>
1.好きなことをする
2.変化し続ける
3.余力をもつ
1.好きなことをする
これが大前提です。
好きじゃない分野で戦うのは、重しをつけているようなものです。疲れます。最初は何とかなっても、いずれは負け戦です。あなたが好きでもないことをして消耗している間、周りは楽しんで仕事に取り組んでいます。
好きなことを仕事にするのも、別の辛さがあるかもしれません。でも、どうせ苦しむなら、好きなことをしたいと思いませんか?それに、好きじゃない分野で働いてて、いつ好きなことをやる?リストラされてから?老後の楽しみ?
今があなたの一番若いときですよ。
2.変化し続ける
現状維持を望んで、実際に現状を維持するのは不可能です。私たちは常に波にさらされています。前に向かって泳いでいなければ、現状にとどまれないものなのです。青い海を目指し続けるために、自ら変化し続けましょう。
あなたの好きな分野なら、きっと精神的な消耗具合が違います。好きじゃない分野のことを学ぶよりも、楽しみながらブラッシュアップできるでしょう。
3.余力をもつ
全力を出し切ることも大切ですが、長くは続きません。長いスパンで考えて、余力をもちましょう。余力で勉強しましょう。体力、気力のために、健康にも十分気を付けましょう。人生は長距離マラソンです。