zzz0z’s blog

ゼロゼットの胸の内

職場の雑用を誰がやるのか問題について(2)

どうも、ゼロゼットです。

 

前回は、「善意の雑用担当」の辛さを書き連ねました。

このポジションから脱出するために、じゃあどうすればいいの?ってことが今回のテーマです。

 

<善意の雑用担当の対策>

1.引き受けない

2.思い込まない

3.流されない

 


1.引き受けない
雑用は、いったん引き受けると辞めるのが難しい仕事です。自分からは引き受けないのが鉄則です。雑用を全くしないのは気が引ける、というあなた、その優しさこそが、雑用に苦しむことになる要因の一つなのです。

心を鬼にして、自分の担当業務だけを行いましょう。どうしても気になるのであれば、雑用を「さりげなく手伝ってくれる人」というポジションを目指しましょう。
 
2.思い込まない
すでに「善意の残業担当」になってしまっている人は、雑用が自分の仕事だと思い込んでいないでしょうか。一度、雑用が本当に自分の担当業務なのか明らかにしましょう。あなたが善意から雑用を行っている場合、それはあなたが勝手にしている事であって、担当業務ではありません。

勝手に始めた事だからといって、勝手にやめると角が立ちます。上司との面談やチームミーティングの時にでも、さらっと確認してみましょう。その際、相手の顔色には細心の注意を払ってください。不興を買わないように、「念のため確認したいのですが」とか「ちょっとご相談させてくださいませんか」など、柔らかい言い方をするよう気を付けてください。一方的に伝えずに、段階を踏んで、相手から相槌をもらいながら話すこともポイントです。

また、もう雑用するのは嫌です!などと絶対に言ってはいけません。嫌オーラをだしてもNGです。組織の一員としての言動をとりましょう。「他の業務が疎かになると皆さんにご迷惑をかけてしまうので」といった理由が望ましいと思います。
この段階での目標は、あくまでも、責任の所在を明確にすることです。雑用があなたの仕事だと認定されてしまっても大丈夫。とにかく「善意の」立場から離れることが大切です。
 
3.流されない
2で確認した結果、あなたの仕事であると認定されてしまっても、それに流されてはいけません。いつ雑用から解放されるのか、確認しておくのです。
普通の業務というのは、定期的な担当変更がありますよね。雑用の担当であっても、2で立派な担当業務と認定されました。担当変更の条件を尋ねてみましょう。妥当なところは、次の新人が入ってきたら、とか、残業時間が〇時間を超えたら、といった辺りでしょうか。
もちろん、担当変更のメリットも念のため申し添えておきましょう。担当が変わることで雑用を効率化できるとか、雑用担当が休んだ時にわかる人がいた方がいいとか、職場のためになる理由があると上司の承認も得られやすいと思います。

 

いかがでしょうか。

実際に試してみたものではありませんので、実行に移される際はご注意ください。

 

最後になりましたが、組織にとって、誰がその仕事をするのか、は大した問題ではありません。誰がやるにせよ、問題なく回るのであれば、それでいいのです。

この仕事は嫌だ、などと言って組織の平穏を乱すのは、あなたの評判を下げる行為です。あなたの代わりはいくらでもいます。色々と思うところはあると思いますが、冷静に交渉してください。

 

雑用も大切な仕事です。どうせなら、納得した上で気持ちよく取り組みたいですよね。この記事が、善意の雑用に苦しんでいる皆さんの役に立つことを願っています。

 

 

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