zzz0z’s blog

ゼロゼットの胸の内

働き方改革と雑用についての雑感

 どうも、ゼロゼットです。  

 

ぼんやりと思っていたことが、借金玉さんのブログに書かれていました。

非常に面白く感じたので、便乗して記事にさせてもらいます。

 

発達障害就労日誌 色々あるけどまぁ生きていこうじゃないかというブログです。 2017-02-24 残業禁止は強者のルールなのでは、という話。

残業禁止は強者のルールなのでは、という話。 - 発達障害就労日誌

 

働き方改革、生産性向上、残業規制、いまホットな話題ですよね。

 

ゼロゼットも、もちろん賛成です。体力ないから残業きついし、仕事ばっかりで人生終わるよりは、もっと勉強して、仕事にも活かしていきたいと思っています。

 

ただ、です。

 

生産性が重視されるようになった時にどうなるのか、ぼんやりと2つ気になることがありました。1つは、職場の無能な人(残業で周りに追いついていた人)の処遇、もう1つは、職場の雑用の扱いです。

 

1つ目については、借金玉さんが記事にされていましたが、この内容、多くの社会人に当てはまる内容だと思いました。

 

業務量そのままで残業規制が厳しくなると、ついていけない社員もそれなりの人数いらっしゃると思うんです。(ゼロゼットもその内の一人)

 

私たちは、どういう扱いになるんでしょうかね・・・

今まで、時間が余ると新しい仕事を振られてきました。そして結局は残業三昧です。仕事の効率が上がっても、周りには隠しておくのが賢い振る舞いなのでしょうか。

 

まあ、特に解決策が思い浮かんでいるわけではありません。1つ目については借金玉さんの記事がありますので、ここでは2つ目の「職場の雑用」の扱いについて取り上げます。

 

zzz0z.hatenablog.com

 

上の過去記事にも書きましたが、職場の雑用って、気が付いた人がやるシステムになっていませんか?「善意の雑用担当」になって陰で苦労している人、多くの職場にいらっしゃると思います。

 

職場の雑用問題って、昔はなかったんじゃないでしょうか。雑用担当として昔は女子社員がいたのが、今はいわゆる「女子社員」がいなくなっている。今は、雑用が宙に浮いている状態だと思います。

 

生産性ということが意識されすぎると、自分の担当業務をさっさと終えて帰宅する、というのが理想になりますよね。(すでにそういう流れになっていて、雑用担当者が貧乏くじを引かされている面があると思っています)

 

でも、担当を決めるほどではないけれど、職場がうまく回るために必要な心遣いってあると思うんです。

 

今後、働き方改革が進むと、職場がうまく回るために必要な心遣いは消えていくのでしょうか。アピール上手な社員だけが生き残るのでしょうか。

 

ゼロゼットは、職場の不公平なんてなくなってしまえ!と思っていますが、心遣いが職場から消えてしまうのは、それはそれで寂しい気もしています。人として。

 

意地悪な人になる方法

どうも、ゼロゼットです。

 

あなたの周りに、意地悪な人はいますか?

 

意地悪な人に対して、この人は何でこんな意地の悪いことを考え付くんだろうか、と疑問に思ったことはないでしょうか?

 

あなたも、努力すれば同じ状態になることができるんです。

 

ただ「いい人」「優しい人」というだけでは、「意地悪な人」と勝負になりません。意地悪な人の気持ちが分かるようになることは、役に立つ部分もあると思います。

 

今回は、意地悪な人になる方法を公開します。

 

<意地悪な人になる方法>

 

1.ずっと意地悪なことを考える。

意地悪なことを考え続けてください。半年ほどで、意識しなくても自然と邪悪な考えが浮かんでくるようになります。

意地悪なことを思いつかない人は、過去にあった嫌なことを思い出してください。やり返すにはどうしたらいいか、今だったらどう言い返すか、考え続けましょう。

 

2.悪い言葉を使う。

「おまえ」「あいつ」「ゲスい」「死ね」「くそ」「むかつく」など、悪い言葉を進んで使いましょう。最初は意識して言うようににしていても、そのうち板についてきます。独り言として自然と呟けるようになったら完璧です。

 

3.噂話をする。

人の失敗を見つけたら、もれなく拡散しましょう。黙っておいてあげよう、という情けは無用です。人の失敗を見つけたら、目を輝かせて他の人とネタにする人を目指してください。そのうち、自然と人の粗を探す姿勢が身に付きます。

 

なお、意地悪な人になれたかどうかは、以下の項目で確認してください。

1.人相が悪くなる。

目つきが悪くなります。

3.付き合う人が変わる。

意地悪グループに入れます。

2.運が悪くなる。

運が悪くなります。

 

いかがでしょうか。

 

書いていて思いましたが、実践するとすっごく嫌な人になれますね。できれば、どっぷりハマる前に引き返してきてください。

 

強調したいのは、意地悪は生き方である、ということです。意地悪というのは、特別なことではありません。

 

意地悪な人は、そういう生き方をしているから、自然と意地悪な思考が生まれてくるのです。意地悪な思考が習慣になってしまったから、自然と意地悪な人になってしまったのです。

 

ゼロゼットは意地悪な人を増やしたいわけではありません。

 

意地悪な人のことが分かった上で、やっぱり意地悪じゃなくていいや、と思い直してもらえることを祈っています。

  

私が「負けるが勝ち」と思えるようになった訳

どうも、ゼロゼットです。

 

皆さんは「負けるが勝ち」という言葉についてどう思いますか?

 

辞書によると「負けるが勝ちとは、場合によっては、争わないで相手に勝ちを譲ったほうが自分にとって有利な結果になり、自分の勝ちに繋がるということ」です。

 

菜根譚」という本にも、「一歩さがって人に譲れば、道は広くなる」とあります。 

 

人生を豊かにする「菜根譚」の言葉

人生を豊かにする「菜根譚」の言葉

 

 

ゼロゼットは、正直にいって、この言葉には全く賛同できませんでした。

 バカにされるのは悔しい。

 いじめられるのは辛い。

 いじめられる位ならいじめる方がマシ。

そんな風に思っていたんです。

 

でも最近、辛いことがあっても、ふと「これでよかった」かもしれないという思いが頭をよぎるようになってきました。もちろん、今でも情けなくて落ち込みますし、自分の態度の改善点について思いを馳せたりもしますよ。

 

ただ、ふと「勝たなくてよかった」と頭をよぎる。

 

そう思うようになったきっかけは、人を恨んだことです。

 

皆さんは、人を恨んだことありますか?

ゼロゼットは、幸か不幸か、この歳になって初めて人を恨む気持ちを知りました。

 

人を恨む気持ちって、本当に強いんですよ。

こんなこと思ってもいいことないって分かっているのに、頭から離れない。気が付けば呪いの言葉をつぶやいている。ぐるぐると相手の失敗を願う。もしかしたら、生霊を飛ばしていたかもしれません。

 

恨みを抱くようになって、初めてその怖さが分かりました。

 

1.恨みの念を持たれるのは、恐ろしい。

四六時中、あなたの失敗を強く願っている人間がどこかに存在しているのです。自分が誰かから恨まれているって、かなり恐ろしいことだと思います。

恨みを持たれることに比べたら、バカにされて笑われている方がずっとマシです。

 

2.恨みの念を持たせるのは、罪深い。

恨みの念は本当に嫌なものです。しかも、止めたいのに止められない。誰かをこんな嫌な気持ちにさせているのは、罪深いことだと思います。

恨みを持たせることに比べたら、バカにされて笑われている方がずっとマシです。

 

相手に勝つということは、多少なりとも恨みを買います。勝ちは相手に譲りましょう。バカにされるときは、バカにされておきましょう。強く出てくる人には、強く出させてあげるのです。

 

何よりも、恨みを買うことを避けましょう。

あなたが負けている限り、あなたが恨まれる可能性は低くなります。

 

やっぱりバカにされると悔しいけれど、今では、頭の片隅でこんな風に思っています。

 

コミュ力向上のための十箇条(2)応用編

どうも、ゼロゼットです。

 

続きまして(2)応用編です。

 

6.相手の意図を尋ねる。

5とも関連しますが、あれ?と思ったら、まずは相手の意図を確認しましょう。

主題の前ふりなのかもしれないし、遠回しな批判なのかもしれません。相手が話したいことを、あなたに振っただけということも考えられます。黙り込まずに聞き返しましょう。その場をしのげればいいやという考えは捨ててください。

尋ねにくい話題の場合、クッション言葉が役に立ちます。「もしよかったら教えてほしいのですが」「誤解があると困るので」「納得しておきたいので」「悪いところは治したいので」など、覚えておいて損はありません。

NG例1)

A「週末どこか出かけた?」

B「いいえ(何でそんなこと聞くんだろう)」

OK例1)

A「週末どこかへ出かけた?」

B「いいえ。Aは出かけた?」

NG例2)

A「Bはいいよねー、うらやましい」

B「そんなことないよ(何でそんなこと聞くんだろう)」

OK例2)

A「Bはいいよねー、うらやましい」

B「どうしてそう思うの?」

 

7.相手を嫌な気持ちにさせない。

ゼロゼットも小心者です。あんなこと言って不味かったかな、あれ?声をかけてもらえなかった、アドバイスを無視された、などなど、色々心の中で思っています。

程度の差はありますが、他の人も案外同じような気持ちです。

自分の気持ちだけではなくて相手の気持ちも想像してください。行動の理由をちゃんと説明する。自虐ギャグは拾う。失礼な態度は慎む。自分を落として、相手を上げる。相手を嫌な気持ちにさせないことを目的に据えましょう。

 

8.相手の意見を取り入れる。

7とも関連しますが、自分が好きなことを相手が賛成してくれたら、嬉しいものです。取り入れられそうな事は素直にやってみましょう。

服装へのアドバイス、おすすめ商品、好きなドラマ、ちょっとしたコツなどが話題に出てきたら、仲良くなれるチャンスです。やってみて、その感想とお礼を相手に伝えましょう。

また、アドバイスを取り入れることが無理だった場合でも、アクションは必要です。無理だった理由とお詫び、アドバイスしてくれたお礼、他に気が付いたことがあれば教えてほしいと必ず伝えるようにしてください。

 

9.相手に関心をもつ。

相手に関心をもちましょう。毎週水曜は習い事をしていると言ったら、木曜日には習い事の話題を振る。週末は旅行に出かけると言ったら、月曜日にはどうだったか尋ねる。髪型が変わっていたら聞く。スマホが新しくなっていたら聞く。

ただし、くれぐれも匙加減には気を付けてください。やりすぎは禁物です。3で書きましたが、相手の表情を見ながら話してください。聞いて嬉しそうなら掘り下げる、嬉しくなさそうなら、さらっと流すことが大切です。相手の気持ちを無視して突き進むと嫌がられます。

 

10.その場限りにしない。

6、7、8、9のまとめ的な項目です。

雑談が苦手なあまり、その場をやり過ごす事に集中していませんか?その場をやり過ごす事に集中するあまり、相手への関心が薄くなっていませんか?

その場限りにしないで誠実に対応するというのは、コミュニケーションの根幹に位置するポイントだと思っています。即座に上手な受け答えができないコミュ障の人ほど、重視すべきです。これを意識すれば、口数が少なくても、物静かでも、長い目で見ればいい味が出せますよ。

 

以上です。

 

1~10を振り返ってみて、2つのことに気が付きました。

 

1つ目は「相手」という言葉が多く出ていることです。2つ目は、1~10の項目の多くが関連していることです。思うに、私も含めてコミュ障の人は、相手ではなく自分に意識が向いています。

 

できている人にとっては当たり前のことかもしれません。

でも、その当たり前が、コミュニケーションが苦手な人には難しいんですよね。ゼロゼットもコミュ障で、いろいろ痛い思いをしながら、ようやく上記の項目にたどり着きました。

 

相手に目を向けるという点さえ意識すれば、コミュニケーションの問題は大部分が連鎖的に解決していきます。 コミュニケーションが苦手な方、どうぞ粘り強く実践してみてください。

 

この記事が、少しでもコミュ障の人の役に立つことを願っています。

 

 

zzz0z.hatenablog.com

 

 

コミュ力向上のための十箇条(1)基本編

どうも、ゼロゼットです。

 

コミュニケーションには自信がありません。

 

少しでもコミュ障を改善するため、本を読んだり、ネットを徘徊したりして知識を集め、実地で試行錯誤しています。今回は、今まで学んできたコミュニケーションのコツを紹介します。

 

長くなりましたので、(1)と(2)に分けました。(1)基本編は短期用のコツ、(2)応用編は長期用のコツに当たります。

 

初対面の人とは平気なんだけど、関係が長くなるのは苦手・・・という人は、基本はできていても、応用編の長期用コツが不足しているのかもしれません。長期的な人間関係でコケやすい人は、応用編を重点的に読み込むことをおすすめします。

 

ただし、基本編は短期でも長期でも基礎となる大切なスキルです。見直しもかねて、ぜひ基本編から読み進めてみてください。

 

それでは、まずは(1)基本編です。

 

1.身だしなみを整える。

基本中の基本です。こぎれいにするのも仕事の内、いかなるときも最優先事項です。

猫背は治しましょう。爪は切りましょう。寝ぐせは治しましょう。ハンカチ、ティッシュ、持ち歩ける消臭グッズも必携してください。

猫背改善には、ウォーキングと猫のポーズがおすすめです。特に猫のポーズは、家の中ですぐに行えます。ゼロゼットは、就寝前の習慣にしています。

 

2.ドラマを見る。

表情の読み取り能力の改善と、相手の表情に注目する訓練になります。人の目を見て話すのが苦手な方、ドラマが好きでなくても、騙されたと思ってドラマを見てください。

女優さんは典型的な表情をして見せてくれます。注意して見ると、おでこ、眉、目元、頬、口、口回り、あご、非常に多くの部分が複雑に連携して動いていることが分かります。

 

3.相手の表情を見ながら話す。

2とも関連しますが、相手の表情をよく見ながら話しましょう。一方的に話していては、相手が楽しんでいるのか、嫌々なのか、まったく分かりません。

相手の反応を見て臨機応変に話す内容を調整するのが大切です。

 

4.相槌をもらう。

3とも関連しますが、お互いの認識をすり合わせながら会話しましょう。特に、お願い事をするときは、相手から肯定の相槌をもらった続きで話すと、承諾してもらい易くなります。

NG例)

子「勉強がんばってるからお小遣いアップしてほしいな」

OK例)

子「ぼく、昨日も今日も勉強したよ」

親「うん」

子「最近、自分なりに勉強がんばってるんだ」

親「そうだね」

子「お小遣いアップしてほしいな」

 

5.臨機応変に「聴くモード」になる。

相手の反応に反抗が見えたら、まずは相手の気持ちを尋ねましょう。

「おかしいな」という引っかかりを感じたら、決してそのまま突き進まないでください。方向転換が苦手な人ほど注意が必要です。アラートを無視してあなたの主張を言い張ると、大衝突が起こります。

NG例)

子「勉強がんばってるからお小遣いアップしてほしいな」

親「ええー」

子「お小遣いちょうだいよー」

 OK例)

子「勉強がんばってるからお小遣いアップしてほしいな」

親「ええー」

子「ぼく、あんまり頑張ってないかな?」

 

 

(2)応用編へ続きます。

 

顔は口ほどに嘘をつく

顔は口ほどに嘘をつく

 

 

グサリとくる一言をはね返す心の護身術 (ソフトバンク文庫)

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大人も知らない「本当の友だち」のつくり方 (こころライブラリー)

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ヨーグルティアでヤクルト培養生活

どうも、ゼロゼットです。

 

ゼロゼットは、ヨーグルティアSでヤクルトを密造、もとい培養しています。何回か試作し、ようやく納得のいくレシピができましたので公開します。

 

ちなみに、ヨーグルティアSは、タニカ電器さんから発売されているヨーグルトを自作できる家電です。タニカ電器さんといえば、日本で初めてヨーグルトメーカーを作った会社です。ヨーグルトメーカーの草分け的存在と言えるでしょう。

 

そんなタニカ電器さんのヨーグルティア、他のヨーグルトメーカーに比べるとやはり少しお高いです。でも、温度管理や時間管理は正確で、高性能なイメージがあります。いろいろな発酵食品を自作したい!と思う方にはヨーグルティアがおすすめです。

 

ヤクルトの培養もはかどりますよ!

 

 

 

<自作ヤクルトの材料>

スキムミルク 60g

・砂糖 20g

・ヤクルト 65mlを2本

・熱湯 780g

※1L程度のヤクルトが出来上がります。

※かなり甘さ控えめです。

 

<自作ヤクルトの作り方>

 

1.ヨーグルティアの容器を消毒する。

ヨーグルティアの説明書通りに行います。容器に水を少量(容器の底から数ミリ程度)入れ、スプーン、内蓋をセットし、電子レンジで約1分半加熱してください。

 

2.スキムミルク、砂糖を入れる。

1の容器に、スキムミルク60gと砂糖20gを入れます。容器の底にお湯が残っていますが、そのままスキムミルクと砂糖を入れて問題ありません。

 

3.熱湯を注ぐ。

まず少量の熱湯を入れ、スキムミルクと砂糖を溶かしてください。一気に大量のお湯を入れると、だまになりやすいのでご注意を。スキムミルク、砂糖が溶けたら、残りのお湯を加えていきます。

 

4.冷ます。

熱湯にヤクルトを入れると、乳酸菌シロタ株が死んでしまいます。とりあえず人肌以下に冷ましてください。放置しすぎて冷たくなってしまっても、特に問題はありません。

 

5.ヤクルトを入れる。

人肌以下になったら、ヤクルトを2本投入し、よく混ぜます。

 

6.ヨーグルティアで培養する。

乳酸菌シロタ株が一番活性化する温度は37度です。37度で15時間にセットし、培養スタート。発酵が終わったら、過発酵を防ぐためにすぐ取り出して冷蔵庫に入れることをお勧めします。

 

※過発酵とは、ずばり発酵が進みすぎた状態です。ヤクルトが発酵しすぎると、透き通った部分と固形部分に分離してしまいます。透き通った部分は、「ホエイ」「乳清」と呼ばれるものです。

 

7.出来上がり。

冷やすとおいしいです。

 

このレシピは、過発酵にならないギリギリのラインになっています。培養が終わってすぐにヨーグルティアから取り出さないと、その間に発酵が進んで、ヤクルトが分離する場合があります。そんなときは、発酵時間を減らすか、砂糖を増やしてみてください。

 

 

ブルーオーシャンもいずれは赤くなるという話

どうも、ゼロゼットです。

 

ブルーオーシャン戦略、よく耳にしますよね。

 

ざっくりとした説明になりますが、ブルーオーシャンとは、競争相手の多い既存分野(レッドオーシャン)ではなく、競争相手の少ない分野(ブルーオーシャン)を目指すべきだという考えです。

 

無能寄りの凡人であるゼロゼットにとって、ブルーオーシャン戦略というのは重要です。競争の激しい分野で勝負しようとしたら、すぐに負けてしまうでしょう。

ブルーオーシャンで生きていくしかありません。

 

でも、ブルーオーシャンっていつまで青いの?

 

ブルーオーシャンが素晴らしいほど、競争相手は増えていくのは当たり前のことです。社会の変化のスピードも激しく、人員入れ替え、技術の進歩、周りの成長などなどなど・・・

同じ場所にとどまっていては、あなたの強みはたやすく失われ、そう遅くないうちに「赤い海」に変わってしまうでしょう。

 

悲しいことに、ゼロゼットの周りも気が付けば真っ赤になっていたことがありました。赤くなりゆく海でもがき、消耗し・・・辛い記憶です。

 

なぜ変化についていけなかったのか、考えてみました。

 

<なぜ赤い海でおぼれたのか>

1.余力がなかった

2.成長がとまった

3.好きじゃなかった

 

1.余力がなかった

仕事の報酬は仕事だと、思っていたときが私にもありました・・・。

仕事が増える⇒少ない時間でこなせるようになる⇒仕事が増える⇒少ない時間でこなせるようになる⇒仕事が増える⇒少ない時間でなんとかこなす⇒仕事が増える、の繰り返しにより、小さめのキャパをオーバーしました。

体力低下、気力低下し、仕事をこなすのに精いっぱいです。当然、新しい視点を仕入れたり、自己研鑽を積む余力などありません。

 

2.成長が止まった

1の余力がなかったことと重なりますが、業務能力が頭打ちになりました。

余力がなくインプットが減れば、当然にアウトプットも落ちます。若いと、半ば自動的に若い感性でいられますが、年とともに感性は鈍っていきます。新しい着眼点を持ち、それを既存業務に活かしていくためには、若い時よりも自己研鑽が重要になっていくものです。

しかしながら、年とともに担当業務も増えていき、現状維持どころか、現実に置いて行かれる事態と相成りました。

 

3.好きじゃなかった

根本的な原因が、コレです。決して嫌いではありませんでしたが、好きでもなかった。

 

上記の反省を踏まえて、今は下記の3点を心がけるようになりました。かなり漠然としたものですが、備忘録として書き留めておきます。

 

<青い海を目指し続けるために>

1.好きなことをする

2.変化し続ける

3.余力をもつ

 

1.好きなことをする

これが大前提です。

好きじゃない分野で戦うのは、重しをつけているようなものです。疲れます。最初は何とかなっても、いずれは負け戦です。あなたが好きでもないことをして消耗している間、周りは楽しんで仕事に取り組んでいます。

好きなことを仕事にするのも、別の辛さがあるかもしれません。でも、どうせ苦しむなら、好きなことをしたいと思いませんか?それに、好きじゃない分野で働いてて、いつ好きなことをやる?リストラされてから?老後の楽しみ?

今があなたの一番若いときですよ。

 

2.変化し続ける

現状維持を望んで、実際に現状を維持するのは不可能です。私たちは常に波にさらされています。前に向かって泳いでいなければ、現状にとどまれないものなのです。青い海を目指し続けるために、自ら変化し続けましょう。

あなたの好きな分野なら、きっと精神的な消耗具合が違います。好きじゃない分野のことを学ぶよりも、楽しみながらブラッシュアップできるでしょう。

 

3.余力をもつ

全力を出し切ることも大切ですが、長くは続きません。長いスパンで考えて、余力をもちましょう。余力で勉強しましょう。体力、気力のために、健康にも十分気を付けましょう。人生は長距離マラソンです。